放下鉾の風景・第三番
放下鉾(ほうかぼこ)の紹介です。ところで天王座(てんのうざ)に放下僧を祀るので放下鉾というそうです。放下僧とは、禅宗で精神的にも肉体的にも一切の執着を捨て去ることが放下(ほうげ)で、諸事情から僧なのに、僧でなく芸をしながら生活する人についても放下僧(ほうげそう)というそうです。その人たちは芸で人を呼び、そこで集まった人達に様々な教えを施すようです。
放下鉾の説明 | 放下鉾の写真 | |||
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放下鉾も夜になると、祭りの情緒が増してきます。鉾の上ではそろいの浴衣姿でお囃子を披露する囃子方の姿も見られます。 | ||||
放下鉾は宵山において鉾見学は特に費用なく行われていました。私の記憶では放下鉾は女性が登ることができない鉾であったように思います。 | ||||
折角ですから順番に並んで鉾を見学させてもらうことにしました。タペストリーを横に見ながら順番を待ち、上がった二階には保存会の人たちが大勢集まっておられました。壁には放下鉾の見送の皆川泰蔵作「バクダッド」が飾られていました。 | ||||
見学の記念にと手ぬぐいを購入しました。小さく掲載。 |