左利きのダイヤミル最終論点
そもそも結局のところ、ノーマルのダイヤミルを逆向けにして逆回しにすれば左利きのダイヤミルになるのでは?と疑問に思われる方のために説明をします。
ダイヤミルのホッパーを上から見ると、内側の2枚の臼刃は回転方向側が平行で開口部が広く、反対側は中心部が三角に迫り出しています。回転時にコーヒー豆を左右に振り分けて臼刃で挽き落とす仕組みの一端といえそうです。試しに逆回しにしてみると、コーヒー豆が三角の迫り出し部分に乗り上げてしまうため、挽き時間が相当長くなってしまう印象です。
ちなみに写真は、シャフトを逆挿しにした左利きのダイヤミルです。このシャフトは右利きの正回転用に削りすぎたものなので、逆挿しにすることで鋭角の刃が豆を砕く側と逆向けになっているのが良くわかります。実際に回してみると豆を挽く際の抵抗感は増していますが、左利きのダイヤミルとしての性能は満たしていると思います。