木賊山の風景・第一番
木賊山(とくさやま)の紹介です。木賊山は京都市下京区仏光寺通西洞院西入ル木賊山町にあります。
木賊山の説明 | 木賊山の写真 | |||
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白楽天山を過ぎて少し南に下ると室町通仏光寺です。この仏光寺通を西に折れて木賊山をめざします。 | ||||
車両においては東向き一方通行となっている仏光寺通を西に向かって歩きます。このあたり道幅は少し広めで自動車2台がすれ違えるはずです。町並みは古い木造家屋が所々には残っていますが基本的に今風の家に建て変わっています。 | ||||
次の辻が近くの住所の表示板によると「仏光寺通新町」です。仏光寺通新町を下ると先ほど歩いて来た岩戸山に通じています。また北へ上がると船鉾があるのです。人の流れは船鉾へ向かっていますが私たちは、まず木賊山を目指すべくさらに西へ進みます。 | ||||
仏光寺通新町を西に進むと道幅は途端に狭くなります。こうして様々な辻々を渡り歩いて山鉾をめざすことが実は楽しみであるのです。歩き方を提案している限りは船鉾よりも木賊山が先です。西に歩くと次の縦(南北)の通りが西洞院通です。この辻を表現すると、仏光寺通西洞院(ぶっこうじどおりにしのとういん)です。そして、さらに西へ進むとめざす木賊山の提灯があります。 | ||||
木賊山に到着です。このあたり少しだけ町並みは京都らしく見えます。謡曲「木賊」に取材して「我が子を人にさらわれて一人信濃国伏屋の里に木賊を刈る翁をあらわしている」ということです。疫病で子供が犠牲にならないことを願う、疫病退散というのが祇園祭の哲学でありテーマだと思いますので木賊を題材とする趣旨については要研究です。 | ||||
木賊山の駒形提灯。そして宵々山の2006年7月15日2時4分現在、懸装品を飾っている山にはじめて遭遇しました。 | ||||
取材中は、そうは思いませんでしたが宵々山の昼間にも懸装品を飾って頂けるのは嬉しいことです。 | ||||
近くのお医者さんの御宅に木賊山の飾り席が設けてありました。本飾りと御神体は、こちらにおられます。 |