1. 鈴鹿山の風景・第二番

鈴鹿山の風景・第二番

鈴鹿山の紹介です。山の巡行時に真松の枝に吊るされる絵馬は、鈴鹿関をあらわす絵と共に別面には宝珠が描かれているそうです。巡行後に盗難除けとされるとのことで、悪鬼を退治した故事にちなんだものなのでしょう。

あるいてゆこう鈴鹿山
鈴鹿山の説明 鈴鹿山の写真
鈴鹿山の駒形提灯です。夕方に近づき、既に明かりが点っています。真松には未だ絵馬は掛かっていません。絵馬は巡行後に盗難除けの護符として珍重されるということです。 南側から見る鈴鹿山 明かりの点る御神燈
祭の間は会所の扉が開き、通路から飾り席の設けられた建物内部を見学することができるのです。こういう時に瀬織津姫命の御尊面を拝しておきたいものです。 骨組のみで置かれる鈴鹿山 祭の間は内部が公開されます。
御神体は祇園祭山鉾で唯一、等身大の人形であると会所入り口に記されていました。しゃがんで御尊面を拝する勇気がありませんでした。 右手に中啓(ちゅうけい)左手に長刀を持つ瀬織津姫命 祭の間は提灯が飾られる建物壁面
夜の鈴鹿山です。山鉾の最北端に位置するにもかかわらず人も多く賑わっています。夜に照らし出される会所も風情があって良いものです。烏丸通は歩行者天国となっています。 人で賑わう夜の会所前 浴衣姿の女性が並ぶ
山の立ち位置はドラッグストアとその南側の建物の前であり会所の前ではありません。また真松の位置から、鈴鹿山は南側を前にして建てられていることがわかります。 鈴鹿山の立ち場所 鈴鹿山の立ち場所