1. 南観音山の風景・第二番

南観音山の風景・第二番

南観音山(みなみかんのんやま)の紹介です。南観音山は宵山期間中に女性も上ることができる山です。南観音山に高く聳える真松は北観音山と共同で赤松を二本取り寄せて、くじ引きで取り順を決めて選ぶのだそうです。

あるいてゆこう南観音山
南観音山の説明 南観音山の写真
南観音山は御神体として楊柳観音(ようりゅうかんのん)、脇侍に善財童子(ぜんざいどうじ)を配しているそうです。楊柳観音は天明の大火(1788年)に頭部を除いて焼失し以後の補修で坐像になっていると説明に記載されています。 2階から山に登る南観音山 財団法人南観音山保存会の説明書き
山には女性の姿も見られます。南観音山は女性も上ることができる山です。下から見上げると屋根の垂木は飾り金具をほとんど用いず黒く引き締まって見えます。昔ながらの低い木造建物を残す町会所と山鉾を結ぶ橋がかりは階段状に渡されるようです。 南観音山南面 黒く引き締まる垂木
宵山において主要な飾り付けは本飾りのようです。見上げると南観音山の真松が高く伸びています。すぐ側まで電線が迫っており巡行もやり難いものです。 飾りは本飾り 電線の間に建つ南観音山
この懸装品の龍は、どこで撮影したものか記憶にないのですが、恐らく西面の硝子張りの展示コーナーだと思います。 南観音山懸装品 南観音山北面