あるいてゆこう大舩鉾のちまきβ
大舩鉾は元治元年の大火によって焼失して以降、鉾本体が復興されないまま居祭りを続けて来た鉾です。一時中断を経て2006年に再び居祭りを復活させています。かつて後祭の取りをつとめた凱旋の船鉾の復活を願って、ちまきを購入してみました。その後、2014年に大舩鉾が再建され巡行に復帰することになりました。そのため祇園祭は前祭と後祭に分けて行われることになりました。そして大舩鉾は後祭の最後を行く船鉾となりました。
大舩鉾ちまきの説明 | 大舩鉾ちまきの写真 | |||
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大舩鉾の厄除ちまきは2006年には大金幣の札と合わせてビニール袋に包まれて販売されていました。町中では船鉾と対で飾っておられるお宅もあります。かつては全体に白い紙で覆われており、その紙に大舩鉾と書かれていたようです。 | ||||
ちまきは十本一組であり各山鉾共通のものでしょう。飾りの施し方に独自の工夫があるように思います。大舩鉾は簡素な構成です。「蘇民将来子孫也」の記載は、ありません。 | ||||
大舩鉾のシンボルである船首の大金幣は元治の大火で焼失を免れたものの一つです。宵山飾りで見ることができます。その金幣の絵を刷った紙の右肩に「大船鉾」と記されています。裏は白紙です。 |