長刀鉾の鉾建2007・第二番
長刀鉾の鉾建ての紹介です。2007年7月12日早朝に取材を行いました。鉾建てとしては7月11日までの作業の成果を見ていることになります。
説明 | 写真 | |||
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2007年7月12日早朝。四条烏丸を東に向かうと、前日の7月11日の作業によって組み立てが進んだ長刀鉾がありました。既に真木も立ち、屋根も取り付けられています。 | ||||
鉾頭先端の長刀が光ります。真木には前後にロープが張られて、地上と結ばれています。転倒防止用だと思われます。組み立て途中の長刀鉾には屋根周りの装飾や破風飾りを取り付けるために、足場が組まれていました。 | ||||
真木の通った鉾の骨組みは、昨日よりもさらに頑丈な補強が施されています。屋根の上まで伸びて真木を四方から支える柱も搭乗部分の床下で固定されていることが見て取れます。巡行時には音頭取りが立ち、鉾を支える梁の下には車軸が二本取り付けられています。車輪はまだありません。 |