競争

何気なく競争という漢字が目にとまる。短距離走で二人が競っているのか、リコリスリコイルの蹴り合う情景のようにも見える。実際には二人の人が言い争って優劣を決めていることのようだ。

優劣を争うことに動機付けを与えることで物事の革新を促すことになる。前回よりも今回の方が優れたものになるように鍛錬を積むことは意識できる方が良いに違いない。

しかし選択されるかされないかで命運が決まる要素が前面に出過ぎると却ってその緊張感を嫌って成長が阻害されることも起こり得る。試してみるという程度の心の余裕が必要だと思う。オリンピックの選手等は常に競争を意識して高みを目指しているのだから、生半可なことでは申し訳ないのだが。