岩戸山の風景・第四番
岩戸山の紹介です。宵山期間にある夜の岩戸山と、曳山の巡行としての四条河原町の辻回しも紹介しています。
岩戸山の説明 | 岩戸山の写真 | |||
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保昌山と並んで最も南に位置する山鉾町が岩戸山です。大通りに面した山鉾のように見学者が押し寄せるところまではいきません。しかしこの時期に、こうして新町通りの道の真ん中に山を配置することで、車両は通行不可とする祭優先の市民合意が得られています。 | ||||
夜にも岩戸山に上る人は絶えません。祇園祭の宵山には、どこかの山鉾に上りたいものです。 | ||||
大きな曳山である岩戸山は四条河原町の交差点での辻回しが必要です。掛け声にあわせて岩戸山の進行方向が北向きに90度変えられます。 | ||||
岩戸山の巡行風景です。写真では分かりにくいですが、車輪の前にいる方が、車方といわれる役の方で、山鉾が進むときに進路を調整する役割を果たしておられます。時折、バーンバーンと車輪が板に乗り上げる音がします。木のつっかえを踏ませて微妙に方向を調整されるのですが傍から見ていると山鉾に轢かれそうで、ひやひやします。巡行する山の屋根の上には伊邪那岐命の姿もありました。 |