名前+拝 様
手紙を出すときに自分の名前の後ろに拝の字を付けて、相手に敬意を表す習慣があるそうです。この歳まで世の中にそういう習慣のあることを意識していませんでした。実は名前の後ろに拝を付けて送られているメールは何度も目にしていたのですが、その方が、「拝(おがむ)」さんという名前なのだと思っていました。もしも初めて連絡を頂く方からそうしたメールが私宛に届いたとすれば、きっとその返信宛先には、名前+拝 様と記したに違いありません。誰でもが知っているような当たり前のことでも、知らないことがあるものです。「みぞゆう」と読むことも、「げんごどうだん」と読むこともあって良いでしょう。誰しも知らないことがあるという教訓です。