八幡山の風景・第一番
八幡山(はちまんやま)の紹介です。八幡山は京都市中京区新町通三条下ル三条町にある山です。三条町の八幡さんを山上に祀っています。八幡さんといえば双鳩(そうきゅう)であり八幡山の鳥居の上にも向かい合う鳩が留まっているようです。
八幡山の説明 | 八幡山の写真 | |||
---|---|---|---|---|
北観音山から新町通をさらに北へ進みます。夕方5時近くなり道の両側の出店にも明かりが灯ります。八幡山の提灯が両側に見える所が、ちょうど六角通新町の辻です。蛸薬師通を越えると新町通も歩行者の南行きを規制していないことが分かります。(前祭、後祭を同日開催していた頃は、混雑を避けるために通行規制がされていました。) | ||||
六角通新町からも駒形提灯が見えていますが近づいて見ると7列の御神燈には列ごとに笠がついていることが分かります。これは保昌山、霰天神山、黒主山、浄妙山、橋弁慶山に共通するスタイルです。そして特殊な役行者山、鯉山にも通じるものです。 | ||||
八幡さんの向かい合う鳩が描かれた暖簾をくぐるとテントが建てられ紅白の幕で飾り付けられています。ちまきや鳩笛、鳩鈴、厄除けのお守りが売られるのです。宵山に訪ねた時には女の子たちが浴衣を着て声を揃えてちまき売りをしていました。奥に進むと八幡さんの収蔵庫と向かい合わせに飾り席が設けられています。その奥にブルーシートが見える辺りが八幡さんが祀られている中庭のようです。 | ||||