1. 断る

断る

嫌なことを引き受けないこと。人は、嫌なことを断るのであり、ことわることには道理がある。道理があることを理(ことわり)という。また「断り書き」とは、説明書きというような意味だと思う。例えば「断りを入れる」とは、NOというに際して「道理があることを説明する」とでもいう意味だろう。大体は、無理難題を押し付けられそうになったときにやむを得ず「断る」のであって、それはつまり無茶苦茶に対して道理を説くのであり、言葉通りの理(ことわり)を表している。