難色
「いろ難(かた)し」とは「むずかしい質問だなぁ」という感嘆を表すだけのように思えてくる。
色が難しいのか、難しい色なのかは別として色とは顔色のことで感情のことを表す。感情が難しいとは答えが思わしくない事をいう。返事をすることが難しいことをいわれるとその答えをいちいち考えなければならない。考えることが難しい質問であれば難しい顔色をすることになる。
ゆえに難色とは答えが難しいことをいう。難しい質問、難しい要求に対して、難しい顔色をして即答を避けることは不同意、不承知を表すことになるのだろうか。