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かるかんもどきの研究(応用編)その5

かるかんといえば、独特の食感を持つおいしい和菓子です。「大和芋」を使って基本となる、かるかん作りに成功したところで再び、「ナガイモ」を使ってかるかんもどきを作る研究に戻ります。この間の基礎研究の成果によって大和芋に対して粘りの少ないナガイモを使うにはどうしても薄力粉の配合が必要だと考えられます。一方で上新粉の必要性も認められます。今回はこの二種類の粉を混ぜ合わせてみました。完成度は高く、「かるかんもどき」の名にふさわしくなってきました。若干表面がぱさつくことと、甘さが控え目であることを改善する余地はあります。また、これは蒸しパンではないかという指摘もありますが、ほぼ、かるかんもどきと言ってよいでしょう。

かるかんもどきの研究
かるかんもどきの研究の説明 かるかんもどきの研究の写真
材料として長芋を皮をむいた状態で100グラム用意します。次いで薄力粉を70グラム用意します。すり鉢で混ぜ合わせることは、この間と同じです。 長芋を用意します。 薄力粉を70グラム用意します。 すり鉢とすりこぎを使います。
まずすり鉢に、長芋をすりおろして入れます。そこに薄力粉70グラムを入れてすりこぎで良く混ぜ合わせます。そして次に上新粉を50グラム用意します。 すり鉢に長芋100グラムをすりおろします。 薄力粉70グラムを加えて良く混ぜます。 上新粉50グラムを用意します。
長芋と薄力粉を混ぜ合わせたものが「大和芋もどき」の材料となると考えましょう。ここに上新粉を50グラム入れます。良くかき混ぜながら水50ccを何回かに分けて加えます。次に砂糖を60グラム用意します。 (長芋+薄力粉)に上新粉を混ぜ込みます。 水50ccを何回かに分けて加えます。 砂糖は60グラム用意します。
砂糖を入れて良くかき混ぜ、生地になめらかさを出したところで準備完了です。これをどんぶりに入れて水を張った鍋に移します。 生地に砂糖を入れて良く混ぜます。 かるかんもどきの生地完成 水を張った鍋にいれます。
浅い器に入れると沸騰した湯が混ざることがあるため、どんぶりが最適でしょう。鍋に蓋をして40分間蒸します。蒸し上がって蓋を取って生地にさわって見ると、うまく固まっています。 蓋をして40分間蒸します。 蒸し上がりは、うまく固まっています。 鍋から出して少し冷まします。
少し冷まして手袋をはめて、どんぶりを傾けて持ち周囲を叩いていくと、全周に隙間ができて、きれいに中身を取り出せます。包丁で切って「かるかんもどき」をいただきます。薄力粉の分量の関係か、表面が若干ぱさついていますが食感も良く、うまく蒸し上がっています。 どんぶりの全周を叩いて中身を取り出します。 包丁で切って、お皿に取り分けます。 かるかんもどきの完成です。

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