大文字五山送り火:鳥居形
JR嵯峨嵐山駅からてくてくと15分程歩いて北上したところにある鳥居形。位置的には大覚寺に近く、ここを訪れる楽しみは、他にもたくさんありそうです。
説明 | 写真 | |||
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五山の内、おそらく妙が一番低い山の斜面にあり、次に鳥居か、法か、いずれかというほど、やはり低い位置にある鳥居形です。遠目によくよく見ると、妙、法に同じく、あの緑色の鉄製の火床が何本もたっているようです。 | ||||
JR京都駅から鳥居形をめざす方法を紹介します。JR山陰線で嵯峨嵐山駅まで15分程で到着します。運賃は230円です。 | ||||
嵯峨嵐山駅は、トロッコ列車の出発駅になっています。駅の入り口は南側にしかありません。鳥居形へ行くには線路の北側に向かう必要があります。 | ||||
駅を出たところにある19世紀ホール。役割を終えて静態保存されている蒸気機関車に高価なピアノの自動演奏を聴かせるために作られたようなホールです。静かに過ごせる空間であり、二階には、モネのレプリカが展示されています。トロッコ列車の待合い室ではないですが、確かトロッコ列車の乗車券を見せると入館割引が受けられたように思います。入館料も安い額でした。結構安らぎの空間であり、観光客でなく、心静かに過ごしたい疲れた方におすすめです。 | ||||
19世紀ホールの横を通って少し西に歩くと踏切があり、踏切を渡って道なりに行くと、新丸太町通に突き当たります。これを西に少し行いて、歩道橋のある交差点が、嵐山高架橋から続く清滝川に向かって北上する道です。この道を10分ほど北上すると、目指す鳥居形です。途中には、少し西に入るとお豆腐やさんの森嘉(もりか)があります。、帰りにおみやげに買って帰りましょう。 | ||||
てくてくと道を歩いてゆくと、鳥居形が見えて来ますが、どこから登るのかと思っていると、京都バスのバス停がありました。「護法堂弁天前」というバス停を過ぎてすぐ右に曲がります。護法堂辨才天の道標があり、鳥居も見えます。 | ||||
境内を通って東の端にどうやら入山できそうな登山口がありました。しかし……。何と「山林内立入禁止」の警告があり、「開け山は11月15日(火)」と記されていました。ようやくここまでたどりつきましたが、挫折です。11月15日を待つことにしましょう。 |