大文字五山送り火:船形 京都市北区西賀茂船山町にある船山の斜面にある船形。法、妙の山を見下ろせる高さからの眺望はすばらしいものです。京都ゴルフ倶楽部のコースを横切って山を目指すところも、何か不思議な感じがします。 大文字五山送り火:船形を紹介 説明 写真 上賀茂神社近くの賀茂川から見た船山。船の面積は法、妙よりも大きいものです。市バスは北大路バスターミナルから37系統の西賀茂車庫行きがあり、神光院前バス停で降りて歩いている方を見かけましたから、その手の方法で登山口までアクセスして下さい。私は自転車で行きました。自転車なら適当に船の方角を目指せばたどり着けます。京都ゴルフ倶楽部舟山コースのゴルフ場施設まで登ります。自転車は、ゴルフコースを横切ると、山道の脇などに止めておくことができます。 アスファルトで舗装された道を進むと、ゴルフ場のコースが見えてきます。私はゴルフをしませんから何か新鮮な感じがします。地図で見てもそうですが、まさに、ここはゴルフ場です。 さらに歩いてゆくと、ゴルフ場施設の手前に案内板があります。船山に登るには、ゴルフ場のコースを横切る必要があるため、「必ず安全確認ボタンを押して」安全を確認して渡ってくださいということが書いてあります。山に登るのにボタンを押すとは、何とも新鮮な驚きです。 コースを渡りきった所から振り返った風景です。坂の上にグリーンがあり、ゴルフボールが飛んで行きます。 ゴルフ場コースを横切った所にも、同じようにボタンがあります。 ここから先は、山道らしくなってきます。地面はコンクリートで舗装されており、これは山の上の方まで続く道です。 途中で、明るくなり、船山が見えるため、右に折れて、草むらを通って山に登ります。このまま、舗装された道を進んでも、山を登ることができます。船山の火床は、法や妙と異なり、地面に井げたを組むので自然な感じです。船形外周を下から時計回りに進みます。振り返って撮った写真とあわせて紹介します。山にはわらびがたくさん生えており、それを目当てに摘みにくる方もあります。 左から、道を見上げた写真、見下ろしている写真、登山途中の火床の写真、右端は、船形の中でもっとも西の端の火床の写真です。 視線を、移すと眼下に京都市内を見渡すことができます。やや左の、市街地の中にある濃い緑色の山の延長線上に、妙、法の山があるため、これらの山を見下ろしている船形の高さを実感できます。 船の左側の外周、三角の帆?の部分に沿って石段をのぼってゆきます。景色が良いので、そちらに気を取られながら登って、気づけばあっという間に船形の頂点に来ているという印象です。右に船形の頂点の火床の写真を紹介します。船山の岩肌も一部紹介しておきます。 船形頂点に立って、京都市内を見下ろします。すばらしい眺めです。この場所で、しばし休憩をとって、満足して下山してしまいそうです。 « 前 大文字五山送り火:船形 次 »