大文字五山送り火:大文字山登山
京都市左京区にある銀閣寺の近くから火床をめざすコースの紹介です。
説明 | 写真 | |||
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山火事注意の赤い横幕が張られた登山口から、いよいよ火床を目指しての登山開始です。さっそく登りですが、木を埋め込んで階段状に土をならしている良く整備された山道です。 | ||||
木の覆い被さる薄暗い山道ですが、登山者によって良くならされた歩きやすい道です。途中少し道が平坦になりますが、ここから、つづら折りの、登りコースになります。 | ||||
立ち止まっては写真を撮り、また歩いてしばらくして写真を撮ってとしながら来た割には、あまり枚数がないので、登りが続くとしてもそんなにつらくはないと思います。 | ||||
このあたりから、道は登りではなく、平坦になります。整備された道を歩いてゆくと、また登りとなり、光が差し込む明るい場所にでます。少し開けたその場所には、布がかけられた石碑がたっており、「千人塚」と記されています。この石碑のある場所の、山を登ってきての右手は、少しの坂を上がれば、木々の間に、市内を望むことができます。写真の花もその坂の上に咲いていました。千人塚の石碑の場所は足利義輝が三好長慶に敗れた戦での戦死者を地元の人が埋葬した地点という情報がWEB上で検索できました。写真での紹介は控えさせて下さい。 | ||||
千人塚を越えてしばらく山を登ると、またリフトのワイヤーと再会です。さらに少し進むと、石段です。 | ||||
ここに紹介している6枚の写真は、登山と同じく、下から上にレイアウトしています。一番下の石段の右には「有志者」左には「昭和四年八月」と記されています。登り口横には、道標があり、「参丁」と読めますが、その上は折れているのかもしれません。この石段は3つに分かれています。間には少し踊り場(そう呼ぶかどうかわかりませんが)があります。真ん中の石段の途中には、リフトのワイヤーが横切っています。ワイヤーの先には遠くに市内の景色が見えており、火床の近さを覗わせます。石段を登りきると、送り火のための資材を入れてあるのか、倉庫があります。道はあと少しありますが、もうすぐ火床です。 | ||||
またもや石段ですが、これを登りきれば火床です。石段を登りきると道標があり、そこにはまず目に入る面に、左 三井寺大津方面、右 鹿ヶ谷方面と書かれており、写真で日の当たっている面には、左 銀閣寺北白川方面と、今、上がって来た方向が記されています。 | ||||
視線を左に移せば、これがリフトの終点の小屋だと思います。下の登り口からここまで、護摩木などを運んで来るのでしょう。そして、前を見れば、景色が開けた火床に到着です。 | ||||
弘法大師堂の前あたりから、市内を見渡すと、この絶景です。登って来て良かったと素直に思えます。 |