油天神山の礎石
油天神山の礎石を取材しています。油天神山は京都市下京区仏光寺通油小路上る風早(かざはや)町にある山です。油天神山も山鉾建ての場所を示す石(私が勝手に礎石と表現しています。)は見当たりませんでした。しかし、天神さんを発見することができました。
油天神山の説明 | 油天神山の写真 | |||
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油天神山は、ちょうどこの視界の範囲に建てられていたのですが、地面には、礎石は見当たりません。ここでも、山鉾建ての礎石はないということになります。 | ||||
油天神山から油小路を北進し綾小路を右折しようとしたところで、はたと天神さんのお社を発見しました。普通に考えると、これが油天神山の天神さんのはずです。 | ||||
拝見いたしましたら、「火尊 天満宮」と記された額があり、天神さんであることが分かりました。しかし、このお社の瓦についている紋を見ると、一つは霰天神山の紋のようであり、もう一つの三本杉は、少し南に下がった太子山の杉を連想させます。「火尊」という言葉も含めて霰天神山?と思ったりしますが、場所は、油天神山の町内です。 |