ちょうどよい
ちょうどよいとは、ピッタリしていることをいう。ジャスト・OKということ。適切ということ。例えば、家に電話を購入したとき、電話台の上に据え付けた電話から電源コードが延びて、家のコンセントに差し込みます。その時に、必要以上に長いことが多いと感じます。それは電源コードというものは、誰であっても、どんな状況でも不足しない長さとして余裕を持たせてある結果です。しかし、配線が長いと、ぐるぐると束ねたりして不格好この上ない状態です。もうぐちゃぐちゃです。できるだけスマートに家電を据え付けたいという思いが挫かれてしまいます。
このぐちゃぐちゃを解決するために、配線オーガナイザーとか、配線束ね方とか、様々な検索キーワードで、多くの人が悩みながらぐちゃぐちゃを解消するために努力を重ねています。
それならば、なぜ、電気製品のコードはコンセントだけでなく根元でも差込式になっていないのでしょうか。仮に根元も差込式なら、サンワサプライとかエレコムとかが10センチ単位の長さのコードを販売してくれるに違いありません。そうすると、スマートに電話やファックスやオーディオ機器やパソコン周辺機器を設置できるはず。配線ぐちゃぐちゃをなくすことができるのではないでしょうか。
ちょっと待ってください。電気製品には専用のACアダプターが付いている場合があります。ACアダプターも標準的なコードの長さになっています。これもやめてほしい。規格を決めて、コードの長さを変えられるように差込式の延長コードとセットにしてほしいです。
なぜ電気製品は、いつまでたっても、標準的な長さの電気のコードになっているのでしょう。なぜ多くの人が思っている悩みが解決されずに放置されたままなのでしょう。もうそろそろ、このぐちゃぐちゃを解消する術を日本の家電メーカーが提示してくれるはずです。まさにちょうどよい時期に来ているといえるでしょう。