1. 行き止まり

行き止まり

行き止まりとは道が終わって進めなくなることを表す。生活道路に車が侵入して進めなくなると結局は本道に引き返すことになる。狭い道でバックするときに幼児に接触するなどの危険がある。そのような外来の災難を未然に防ぐために生活道路の入口には「この先行き止まり」と看板を立てたりする。この言葉には「将来予測のイメージトレーニング話法」とでもいうべき特徴があり、行為者目線で「行って」、「止まる」ことを想像して表現している。生活者はさらに接触事故の危険性を予測してそれを回避するために看板を立てる。先読み表現と先読み対応が安全を担保している。