除湿機とベアリング
長年使って来た除湿機ですが、気が付くと運転時にこすれるような異音がするようになりました。最後にはザッザッザッザッというように激しい異音になったため運転を中止。もはや買い替えかと思いましたが、インターネットで調べてみると、先人がおられるので修理ができそうです。早速分解してラジエター部分の埃を取ります。基本は掃除機で吸い取るのですが、部分的に歯ブラシや自家製の隙間ブラシなどで汚れを落としました。また絶縁用の収縮チューブなどを隙間に入れて掃除機の吸い取り口に手で添えると、それなりに吸引ノズルとして役立ちました。また毛足の長い刷毛をラジエターのフィンに差し込むことで埃を落とすことに役立ちました。こうして一通りの掃除を終えて分解する過程で専用のモーターも取り外せました。モーターはプラスねじ（M4×35mm）２本で固定されており、ネジを外すと軸受けが外れて、汎用のボールベアリングが取り付けられたローターを簡単に取り出すことができました。取り外したベアリングを手で回してみると、奥側のベアリングにガタが来ていることがわかりました。ＮＴＮの635Zという部品です。15年近く安定稼働していたのですから高品質だと思います。外径19mm、幅6mm、内径5mmです。ホームセンターに行くと、同等品を見つけることができました。１つ400円弱で、２個必要です。