インデックス省研究学而第一(001)学而第一(002)

学而第一(001)

                                   
不 人 不 有 不 子
                                   
                                   
亦 不 亦 朋 亦 曰
                                 
                                   
君 知 楽 自 説 学
                                 
                                   
子 而 乎 遠 乎 而
                               
                                   
乎 不   方   時
                                 
                                   
  慍   来   習
                               
                                   
          之
                                 
                                   
           
                                   

論語を生きるために役立てようと考える時、まず陽貨第十七(442)において孔子が子路に語った六言六蔽を思い、「仁を好んで学を好まざれば其の蔽や愚」。つまり論語を読むことを目的のように考えても成らないということ。そして学而第一(007)賢賢たるかな蜥蜴の色やを思う。つまり生きる姿勢、学ぶ姿勢があれば、日々の生活を通じて自己を高めることができるし、仁の徳を実践できるということがわかるように思います。まず自分自身が学問の土台の上に立ち自らの人生を生きる中で論語の章を参考にするという考え方が大切なように思います。日々の生活を通して様々な問題に直面するのであって、その問題を乗り越えるときの精神的な拠り所とできる章があれば、論語が人生にプラスになるということでしょう。生きるために論語を活用する立場で参照用論語のページを整備する予定です。まず約1500文字あるとされる論語に使われている文字を画像として0001番から順番に付番しながら用意し、それを各章のページから参照して表示するようにします。最終的にはそれぞれの文字ごとに、その文字が使われている章へのリンク用索引も用意する予定です。おそらく年数を要する作業でしょうからとりあえず趣旨を宣言し、作業を開始します。論語は宮崎市定氏の研究成果となる「宮崎論語」を基本とし、途中で思うところがあれば小変更も行う予定です。読み下し文や、本文の読み方を指示する返点については私にオリジナル性が無いため表記しない方針です。

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