宝が池公園、北園を南に下がっていくと、岩倉川を渡る子供の楽園連絡橋があり、その橋を渡ったところが、いこいの森です。このいこいの森には京都府警察の平安騎馬隊の厩舎があります。しかしそれだけではなく地味ですが、子供たちに人気のある池があります。ざりがにやモリアオガエルのいる俗称ざり池です。正式名称があるのかどうかわかりませんが、人それぞれテキトウな名前で呼んでいる池です。
説明 | 写真 | |||
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夏になるとざりがにの池になる俗称ざり池ですが、6月から7月にかけて、ざりがにの姿はまだ見あたりません。かわりに、いるのはカエルとおたまじゃくしです。季節によっては、干上がっていることもある池ですが、いろいろと生物を観察して楽しめます。 | ||||
2006年6月17日土曜日。あいにくの雨天でしたが、小降りになった頃を見計らってざり池にいってみました。今年も、ざり池のほとりの木の枝に、モリアオガエルのあわ巣を見つけました。 | ||||
それから3週間後の7月8日土曜日。池には、おたまじゃくしがたくさん泳いでいます。トノサマガエルのおたまかもしれませんが、モリアオガエルとして育つのか楽しみです。 | ||||
モリアオガエルを探してみました。図鑑で調べると自衛隊の迷彩服のような柄の蛙が、モリアオガエルです。しかし、探せども、いるのはトノサマガエルのみです。迷彩服を着ているので見つけられないのでしょうか。 | ||||
中には、繁殖期を迎えてだと思いますが、色が違うトノサマもいました。一時間ほどかけて探しましたが、モリアオガエルらしきカエルは見あたりませんでした。 | ||||
陸地でえさを待つトノサマガエルも見つけました。頭上には、やはりモリアオガエルのあわ巣があります。やっぱりどこかにいるはずです。 | ||||
この池の環境は、写真のように、モリアオガエルさんに適したものです。池のほとりには、あわ巣があります。2006年6月8日も引き続いてモリアオガエルさんを探しに来ましたが、やはり姿は見あたりませんでした。この池に夜来る勇気はないですし、困ったものです。今後も調査を続けます。 |