1. かばん

かばん

カバンとは書類、文具、弁当、衣服などを持ち運べるように機能的に作られた入れもの。持ち手や肩掛け用の帯が付く。

カバンは角が傷みやすい。高校生の指定カバンは、角にプラチューブの補強が入っている。また駅のエスカレータで前を行く人のカバンを見るとたいていは端が擦り切れている。日常使いのカバンは使用頻度が高く、酷使されており傷みやすい。毎日使うような集金用の合皮カバンは2年程度で買い替えていたように思う。本革のカバンは合皮よりも丈夫と思われるが、いずれにしてもカバンの角は傷が付きやすい。

革の切断面を木端(こば)というようで木端を覆うへり返し補強がされたり、樹脂が塗布されたりしている。木端が擦り切れた場合にカバンを修理して末永く使い込むかどうか。新しいカバンに買い換えるかどうかは選択すべき課題だが本革の縫製カバンなら糸を解いて修理することもできるから本当に2年程度で傷むなら修理してもよいだろう。リベット留めの場合には打ち替えは難しいのではないだろうか。また、革表面は傷が付きやすい。擦れ傷は一瞬で付いてしまうだろう。やはりペブルレザーという型押しされた革の方が傷が目立ちにくくて安心して使える。

要は使用目的と使用頻度で選ぶカバンは異なるが、普段使いしたいなら堅牢でエイジングが楽しめて傷が目立ちにくいコーチのローグ25がよいと思われる。