1. 短絡

短絡

短絡とは電気回路が想定外に結線して過電流が流れて安全装置が働いて遮断されること。ショートのこと。また想定外の帰結となるような単純論法で物事を考えるさまをいう。

物事の筋道を省略するための近道を結ぶことをショートカットというが、このショートカットとは作業を合理化する正の意味を表す場合とマラソンコースを不正な近道で省略することのように負の意味を表す場合とがある。この負の意味のショートカットについても短絡という。

自分の作業軽減を優先して組織内での責任や分担を無視することは無意識に行われることもある。しかしそれで組織が機能しなければ結果的に自分の首を絞めることになる。

だからこそ集団を優先する論理からではなく自分自身のためにこそ常に組織に貢献しようとする意識に切り替えて行くことが求められている。