菊水鉾の鉾建ての紹介です。取材日は2007年7月14日です。早朝、四条室町を上がり鉾建ての場所を越えて少し北側に移動している菊水鉾まで行きました。
説明 | 写真 | |||
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2007年7月14日早朝。四条室町から北に目を向けると、完成した菊水鉾がすぐに目に入ります。確かに鉾建ての場所から移動していることがわかります。御神酒や駒札も配置されており、前日13日から完成した鉾飾りは、いよいよ14日の宵宵々山の夜あたりから、見学者も訪れるようになります。 | ||||
鉾頭には菊水の十六弁菊華も見えます。14日早朝においても駒形提灯は裸電球のままでした。この方が鉾の姿がよく見える上に、菊水を連想できて良いと思います。菊水鉾の前懸は、2006年の鯉の図柄のものではなく、2007年は鳥の図柄でした。 | ||||
鉾の周りは格子で囲まれています。車軸の先端の飾りにも菊の紋があしらわれています。菊水鉾の宵山期間中の右側の胴懸は2006年と同じものでした。 | ||||
後懸の図柄は、2006年には確認出来ていませんが、巡行時と同じであれば龍の図柄でした。2007年は鳥の図柄です。複数枚所有しているものを年によって飾り分けておられるようです。左側胴懸は2006年と同じものでした。 |