1. 検索アナリティクス

検索アナリティクス

検索アナリティクス

Google Search Consoleに「検索アナリティクス」というメニューがあります。その説明には「サイトがどれくらいの頻度で Google の検索結果に表示されたかがわかります。」と記されており、クリック数、表示回数、CTR、掲載順位について折れ線グラフと実数で日々の推移を表してくれます。この「クリック数」とは「ユーザーが Google の検索結果ページをクリックしてサイトに移動した回数です。」と説明されており、「表示回数」とは「リンク URL がユーザーの検索結果に表示された回数です。」と説明されています。そして「CTR」(クリック率)とは「クリック数を表示回数で除算したものです。」と説明されています。つまり、グーグルの検索窓でキーワードを入力した結果として10位分ずつ表示される結果ページに、検索結果のひとつとして表示された回数を「表示回数」と呼び、その検索結果のリンクがクリックされた回数を「クリック数」と呼んでいるというのです。そして検索結果に表示されるページタイトルやディスクリプション(説明文)がページ内容をうまく表せていればCTR(クリック率)が高まることになると思います。私はこの意味をまったく理解しておらず、「表示回数」を自分のウェブサイトのページの表示回数と、「クリック数」を広告ユニットのクリック数と誤解していました。それはさておき、2000年頃には、まだhtmlのメタデータのディスクリプションには「検索アナリティクスのページです。」という程度しか書かなかったように思います。それがグーグル検索結果のリンクの説明文として表示されても、ページ内容をうまく表していないため、閲覧してもらえる機会を失うことになると思います。ですので、たとえ掲載順位が上位にあって表示回数が多くてもクリック数が少なく、CTRも低いという結果が表れることになるはずです。特に昔から運営しているサイトほどこうした指標も参考にページタイトルやディスクリプションの書き直しが求められているといえそうです。