長芋とは、ヤマノイモ科に分類される芋の一種。生で食べることができる芋であり、皮をむいて、すりおろすと粘りがあり、醤油や醤油だしをたらしてワサビを加えてかき混ぜ、ご飯にかけて食すとおいしい。すりおろしたものを「とろろ」という。短冊に切って生で食べてもシャキシャキ感があっておいしく、火を通すとホクホクの味になる。また、すりおろしたものをお好み焼きの生地に混ぜると焼き上がりがふっくらと柔らかい食感に仕上がる。特にとろろご飯は、まるでたまごかけご飯のようにご飯をふわふわ食感に変化させるものであり、めったに食べないものでありながら、たまに食べるとあまりにおいしいことを再認識することになる。