近鉄百貨店京都店
近鉄百貨店京都店は、1920年の京都物産館からみると87年の歴史がある百貨店といわれます。私は当然知りませんが1934年に丸物と名称変更してから1960年台後半に近鉄と資本提携し最終的には資本統合されて晩年を迎えるまで市民に親しまれた場所でした。2000年にプラッツ近鉄として無印良品、旭屋書店、ソフマップが入店して以降は、周辺住民にとっては、非常に便利な商業施設であったのです。2007年2月28日夜8時をもって閉店されます。
近鉄百貨店の説明 | 近鉄百貨店の写真 | |||
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近鉄百貨店京都店。2007年2月27日閉店前日。烏丸通南側から、臨む。 | ||||
2000年にプラッツ近鉄として改装オープンした際に無印良品が入店。MUJIカフェと測り売りのコーンフレーク売り場を設けた。 | ||||
近鉄百貨店京都店の階段には、丸物の歴史を照らした階段燈が一部現存した。改装されて現代の百貨店然とした外観、内装において階段部分などで丸物時代からの素顔が残ったことは、新聞、パネルなど様々な形で紹介された。 | ||||
京都地下鉄へ連絡するポルタ地下道の北への延長線上にある地下からの入り口手前の柱に設置されていた二つの鐘には、その胴に丸く消された印がありました。その鐘の一ヶ所に消されていない丸物の印。閉店まで丸物の精神を伝えた。 | ||||
京都で初めて導入したエスカレータは、地下と1階との間に設置されたとされる。地下から1階に通じる2列のエスカレータとは、この場所のことでしょうか。当然システム更新されていますが、ここならいつもよく通ってました。 |