船鉾の鉾建ての紹介です。船鉾は京都市下京区新町通綾小路下がる船鉾町にあります。7月11日早朝に訪れた際には四条通以南の新町通では山鉾建て作業の形跡がありませんでした。つまり4月10日の作業は無かったと判断できます。つまり今日7月12日早朝の船鉾の姿は、すべて7月11日の作業による進捗度合いを見ていることになります。
説明 | 写真 | |||
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四条通から新町通を下がり綾小路を越えると、船鉾の鉾建て場所に到着します。今回は、更に下がった岩戸山を先に見学して新町通を上がって来た光景です。船鉾の会所前に、船鉾の骨組みが組み上がっていました。 | ||||
船鉾の鉾建ては一日にして既に車軸が取り付けられている手際の良さです。路面を見ると、船鉾の柱は既に宙に持ち上げられた状態ですが、その下には確かに礎石がありました。 | ||||
早朝5時50分頃の取材ですが、既に会所一階では、若い方二人が作業をされていました。西側の路肩から船鉾の鉾建ての路面を確認すると、会所の明かりが見えます。鉾は木製の踏み台のようなものを四つかませて宙に持ち上げられているのです。 | ||||
取り付けられた車軸は、むしろで巻いて養生され、その上に角材が渡されています。船鉾の上部構造は、まだ四角い骨格があるのみで、これから船形の骨格を組み立てて行く行程があります。 |